• 診療グループ紹介|血液腫瘍グループ
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診療内容

当グループで扱う年間の新規入院患者数は、白血病10〜20例、悪性リンパ腫2〜4例、固形腫瘍5〜10例となっており、この患者数は日本の大学病院でも多い方に属しています。さらに、年間の造血幹細胞移植は約10例とほぼ毎月移植を行っています。当科では厚生労働省の研究班が主体となって実施する数多くの多施設共同研究が行われており、その治療内容は東京や大阪で行われているものと同じ内容です。

治療を行っている疾患は多岐にわたります。1)悪性血液疾患では急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、2)固形腫瘍では神経芽細胞腫、横紋筋肉腫、滑膜肉腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、悪性奇形腫、肝臓癌、網膜芽細胞腫、ユーイング肉腫、ランゲルハンス組織球症、3)良性腫瘍では乳児血管腫、リンパ管腫、4)非悪性血液疾患では血球貪食性リンパ組織球症、自己免疫性溶血性貧血、再生不良性貧血、慢性活動性EBウイルス感染症、血友病A・B、免疫性血小板減少性紫斑病、遺伝性球状赤血球症 ピルビン酸キナーゼ欠乏性貧血、5)免疫不全症では自己免疫性好中球減少症、Bruton型無ガンマグロブリン血症、分類不能型低IgG血症、IgG2低下症、周期性好中球減少症、ADA欠損症、Wiskott-Aldrich症候群、Chediak-Higashi症候群、6)そのほかに膠原病では若年性特発性関節炎、SLE、MCTD、ベーチェット病があります。

特殊な設備

無菌室 22床(クラス1000)、2床(クラス100)

2018年附属病院の移転後から無菌病棟を完備し、無菌病棟内にプレイルームを設置しています。学童期への学習支援はとなん支援学校の院内学級で主に行っております。また、遠隔テレビ会議システムを利用して、地元校と連携を図りながら学習支援を行っております。

取得可能な資格

  • 日本血液学会血液専門医
  • 日本小児血液・がん学会専門医
  • 日本造血細胞移植学会認定医

施設認定

  • 日本骨髄移植推進財団移植、採取認定施設
  • 日本臍帯血バンクネットワーク認定移植施設
  • 日本血液学会認定研修施設
  • 日本小児がん学会認定研修施設
  • 日本小児血液がん研究グループ認定治療施設
  • 血友病診療連携地域中核病院
  • JSIAD(日本免疫不全・自己炎症学会)連携施設

症例数(年間)

外来
白血病55例
悪性リンパ腫18例
固形腫瘍 49例
再生不良性貧血10例
血友病 16例
特発性若年性関節炎36例
SLE8例
入院
白血病 10〜20例(再発を含む)
悪性リンパ腫 2〜4例
固形腫瘍 5〜10例
再生不良性貧血 1〜3例
ヒスチオサイトーシス 2〜3例
免疫不全症 1〜3例
造血細胞移植 5〜10例

血液免疫外来

岩手医科大学火曜日午後、木曜日
岩手県立二戸病院 第1水曜午後(1,8月のみ)
岩手県立磐井病院 第4水曜午後
岩手県立大船渡病院 第3金曜午後(隔月)
岩手県立釜石病院 第3水曜午後(隔月)
岩手県立宮古病院 第1金曜午前
岩手県立久慈病院 第2金曜午後
八戸赤十字病院 第2水曜午後
北上済生会病院 第4金曜午後

カンファレンス(小児科・小児外科・放射線科・脳神経外科・眼科・整形外科)

毎週月曜〜金曜 8:30〜9:00 小児入院カンファレンス
  毎週火曜日 10:00〜11:00 小児血液腫瘍カンファレンス
  毎月第3水曜日 15:00〜16:00 小児がんキャンサーボードミーティング
  毎週木曜日 10:00〜10:30 入院小児血液腫瘍カンファレンス

週間予定
  午前 午後
小児入院カンファレンス  
小児入院カンファレンス
小児血液腫瘍カンファレンス
外来治療
血液外来(非腫瘍性疾患)
小児入院カンファレンス 第3小児がんキャンサーボードミーティング
小児入院カンファレンス
入院小児血液腫瘍カンファレンス
血液外来(腫瘍性疾患)
小児入院カンファレンス  

スタッフ

遠藤 幹也 准教授 日本小児科学会専門医
日本血液学会専門医・指導医
日本小児血液・がん学会暫定指導医
日本造血細胞移植学会認定医
日本がん治療機構暫定教育医
三浦 翔子 助教 日本小児科学会専門医
日本血液学会専門医・指導医
朝倉 賀子 任期付助教 日本小児科学会専門医
及川慶介 専門研修医  
吉田太郎 専門研修医  
平井 大士 非常勤講師 日本小児科学会専門医

研究内容

1)
難治性小児悪性血液疾患の造血細胞移植による治療研究
2)
好中球CD64抗原の診断応用に関する研究
3)
小児患者の至適末梢血幹細胞採取法に関する研究
4)
乳児血管腫に対するプロプラノロールの治療研究
5)
早期産児のTreg細胞に関する研究
6)
白血病細胞の樹立研究

現在進行中の多施設共同研究

JPLSG
  • CHM-14 日本小児がん研究グループ血液腫瘍分科会(JPLSG)における小児血液腫瘍性疾患を対象とした前方視的研究 (JPLSG-CHM-14)
  • ALL-B12 小児B前駆細胞性急性リンパ性白血病に対する多施設共同第II相および第III相臨床試験
  • AML-12 小児急性骨髄性白血病を対象とした初回寛解導入療法におけるシタラビン投与法について ランダム化比較検討、および寛解導入後早期の微小残存病変の意義を検討する多施設共同シームレス第II-III相臨床試験
  • AML-D11 ダウン症候群に発症した小児急性骨髄性白血病の微小残存病変検索の実施可能性とその有用性を探索するパイロット試験
  • LCH-12 小児ランゲルハンス細胞組織球症(LCH)に対するリスク別臨床研究
  • JMML-11 若年性骨髄単球性白血病(JMML)に対する静注用Bu + Flu + L-PAM前処置法による同種造血幹細胞移植第II相臨床試験
  • ALL-Ph18 初発小児フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)に対するダサチニブ併用化学療法の第II相臨床試験
  • その他、順次新たな臨床試験に参加予定(JN-H-20、ALL-B19、ALL-T19、AML-20、LCH-19-MSMFB、JMML-20等)