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総合グループ(栄養消化器、腎、内分泌)

栄養消化器グループ

診療内容

小児の栄養障害と消化器疾患、食物アレルギーを中心に診療を行っています。小児消化器疾患は外科疾患を多く含むため、小児外科と連携し、診断・治療、フォローアップをしています。また、毎月1回「消化器カンファランス」を開催し、施設を越えた小児科医・小児外科医が集まって、症例検討や勉強会を行っています。

診療する主な疾患は以下の通りです。1)嚥下障害・胃食道逆流症:哺乳・摂食障害のある乳児や重症心身障がい児に対して、嚥下透視や上部消化管造影、食道内24時間pHモニターなどで原因を検索し、適切な治療に結びつけます。2)慢性機能性便秘症:器質的疾患を除外し、ガイドラインに沿った適正な患者教育と治療を行います。3)炎症性腸疾患:潰瘍性大腸炎とクローン病は年々増加傾向にあり、低年齢化しています。内視鏡で診断し、成長障害や患者のQOLを考慮した治療を選択していきます。4)肝疾患:新生児・乳児期の胆汁うっ滞についてエコー検査や肝生検で診断し、治療に結びつけます。5)食物アレルギー:主に外来でプリックテストや食物負荷試験を行い必要最小限の食物制限を目指します。その他、Wilson病など肝障害をきたす先天性代謝性疾患、B型およびC型肝炎ウイルス感染の治療と予防、肝外門脈閉塞症など稀な疾患の診療も行っています。

症例数(年間)

入院数70〜80例
造影検査70〜80例
24時間pHモニター10〜15例
内視鏡検査小児:15〜20例
成人:150例以上(別施設)
食物負荷試験120〜150例

スタッフ

塩畑 健 任期付助教 日本小児科学会専門医
田金 星都 専門研修医  
千田悠太郎 専門研修医  

研究内容

1)
早産児の便バイオマーカーの研究
2)
新生児乳児消化管アレルギーの診断に対する尿中EDNの有用性について
3)
新生児の肝臓real-time tissue elastographyの確立

腎グループ

診療内容

小児腎泌尿器疾患の高度医療施設として、急性腎障害、慢性腎臓病(慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎不全等)、腎尿路疾患(水腎症、膀胱尿管逆流症、神経因性膀胱等)の診断・治療をしています。

当グループの特色は下記の3つです。

1)腎代替療法(renal replacement therapy : RRT)を用いた急性腎障害の管理。
新生児・血液腫瘍・循環器・神経・内分泌代謝・消化器・腎などの原疾患に付随して起きる急性腎障害に対し、各種RRTを用いて管理しています。加えて、血漿交換・エンドトキシン吸着などの血液浄化療法も新生児から年長児まで幅広い年齢層で施行しています。
2)尿流動態検査(urodynamic study)を用いた腎尿路疾患管理。
腎尿路疾患では、各種画像評価(超音波検査、核医学検査、排尿時膀胱尿道造影検査、MRI検査等)に加え、尿流動態検査を行っています。腎尿路疾患を膀胱機能の視点からも評価し、管理・治療を行っています。
3)慢性腎不全の維持透析(腹膜透析、血液透析)と移植後管理。
小児外科・泌尿器科の先生と連携して、様々な基礎疾患をもつ小児慢性腎不全患者さんの透析導入・管理、腎移植後の管理を行っています。

症例数(年間)

急性血液浄化療法 10〜15例
慢性腹膜透析管理 5例
腎生検10〜20例

スタッフ

石川 健 特任教授 日本小児科学会専門医
日本腎臓学会指導医
日本急性血液浄化学会暫定指導医
小野寺千夏 任期付助教 日本小児科学会専門医
西見早映子 任期付助教 日本小児科学会専門医
菅原啓司 研究員  

研究内容

1)
急性血液浄化療法の安全性の確立と機器の開発
2)
排尿機能障害の病態・治療の研究
3)
急性腎障害の予測バイオマーカーの研究

留学先

1)
メルボルン大学ハワード・フローリー研究所
2)
オーストラリア、オースチン病院集中治療部
3)
新潟大学大学院医歯学総合研究科附属腎研究施設 分子病態学分野
4)
東京都立小児総合医療センター泌尿器科
5)
自治医科大学とちぎ子ども医療センター泌尿器科

内分泌グループ

診療内容

主として内分泌疾患(ホルモンの異常)を診療しています。成長ホルモン分泌不全をはじめとする間脳・下垂体疾患、甲状腺疾患(機能亢進症、機能低下症)、副甲状腺疾患、副腎疾患、性腺疾患(思春期早発症、性分化疾患、性腺機能低下症など)など、小児内分泌領域の疾患に広く対応しています。また、糖尿病や低血糖症、アミノ酸代謝異常や有機酸代謝異常といった先天性代謝異常症の診療もおこなっています。

岩手県の新生児マススクリーニング相談医療機関として県内のスクリーニング陽生新生児の早期受診のアレンジや診断・治療を行っています。

他のグループと協力し、診療を行っています。

取得可能な資格

  • 糖尿病専門医(当院糖尿病・代謝内科連携教育施設)

症例数(年間)

低身長(成長ホルモン分泌不全性低身長含む) 30〜40例
先天性甲状腺機能低下症 10〜20例
下垂体機能低下症 約5例
副腎皮質過形成 約5例
思春期早発症 約5例
1型糖尿病 約10例

スタッフ

和田 泰格 特任講師 日本小児科学会専門医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医(小児科)
伊藤 歩惟 岩手県立久慈病院  

研究内容

1)
NICUを退院した児の低身長予測因子解析
2)
新生児の成長に関連する母乳中の微量元素分析

留学先

1)
東京都立小児総合医療センター内分泌・代謝科