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診療内容

当院には県内唯一の総合周産期母子医療センターが設置されています。この新生児集中治療室(NICU)は病床数37床で運営され、県内はもとより青森、秋田など隣接県からの入院にも対応しています。NICUの専任医師は6人、看護師は73人います。

当センターの歴史は古く、1982年に開設されました。その当初には、早産児の代表的疾患である呼吸窮迫症候群に対して、本学名誉教授の藤原哲郎先生が開発した人工肺サーファクタントを用いた臨床試験が世界に先駆けて行われました。これにより、人工肺サーファクタント補充療法の画期的な効果と安全性が認められ、実用化されました。本療法により、先進国の新生児死亡が顕著に減少したことが判明しています。

当センターは県内周産期医療の三次施設という性格上、母体・妊娠合併症、胎児異常、超早産などの高度医療が必要な妊婦、新生児を積極的に受け入れています。また、胎児の先天性心疾患に対する超音波診断も積極的に行っています。

退院した新生児はフォローアップ外来で新生児担当医と小児神経科医が追跡しています。この外来では成長・発達の評価や予防接種、療育などの支援を行っています。

取得可能な資格

  • 日本周産期・新生児医学会専門医(新生児)

症例数(年間)

超低出生体重児(出生体重1,000g未満)30〜40例
出生体重1,000〜1,500g未満児30〜40例
小児外科疾患(脳神経外科疾患含む)20例
重症先天性心疾患20例

スタッフ

千田 勝一 名誉教授 日本小児科学会専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会暫定指導医(新生児)
松本 敦 助教
病棟医長
日本小児科学会専門医
日本周産期・新生児医学会専門医(新生児)
外舘玄一朗 助教 日本小児科学会専門医
日本周産期・新生児医学会専門医(新生児)
小西 雄 助教 日本小児科学会専門医
松本 聡子 八戸赤十字病院 日本小児科学会専門医
鳥谷由貴子 助教 日本小児科学会専門医
草野 修司 任期付助教  

研究内容

1)
世界で臨床使用されている動物由来肺サーファクタントの活性比較
2)
ペプチド含有合成肺サーファクタントの活性
3)
コンピュータ制御によるWilhelmy型表面張力計の開発
4)
マイクロバブルテスト自動測定器の開発
5)
組織酸素飽和度を用いた新生児の循環動態の研究
6)
胎児先天性心疾患の超音波遠隔診断ネットワークの構築
7)
エリスロポエチンによる早産児脳性麻痺の予防に関する多施設共同研究
8)
早産児における左房容積および動脈管開存症評価
9)
新生児低体温療法登録事業